以下、選挙ドットコムに掲載した内容です。「見つからない」という声がありましたので、
こちらにも再掲載させていただきます。
2月16日、新春区政報告会大盛況でした。
感謝です!!お話ししたことをおおむねテープ起こししましたので、ほぼ全文公開させていただきます。
2020/2/17記
本当にありがとうございました。大盛況のうちに会を進めることができました。
急なご病気で欠席された方から「高木の話を聞きたかった」とありがたいお申し出をいただいたので、
昨日のレジメに録音ファイルからなるべくテープ起こしをしてみました。
急いでやったので、文章の乱れはご了承ください。
良かったら、また来年もこの時期に開催いたしますので、ぜひご参加くださいませ。
2/16区政報告会レジメ
皆様改めまして、あけましておめでとうございます。
本日はこんなに沢山の方にご参加いただき、本当に嬉しく思っております。
本日は葛飾区の現状と、チラシにも書きました「皆で助け合う 自助共助のまちづくり」についてお話しさせていただこうと思います。
その前に、
高木信明を初めてみる、という方もいらっしゃると思いますので、簡単に自己紹介させていただきます。
1962年寅年生まれの57歳。12月に58歳になります。
長く私立小学校の教員でしたので、政治の世界のことを何も分からずに「困っている人を助けたい」という一心で2年前に立候補し、地域の皆様の過分なる応援のおかげで当選させていただきました。当時も今も自称「葛飾の奇跡」です。
おかげさまで2年間、自民党区議団の先輩方に鍛えられました。文教委員として各小中学校を視察し、校庭や体育館の不具合や、不登校、いじめの相談にものり、教育委員会と保護者を繋いだりもしてきました。防災士の資格も取り、また発達障害のある子供への対応について勉強させていただきました。
昨年11月からは、今の役職に変更になり、
建設環境委員会副委員長、危機管理対策特別委員、議会運営委員、
区議会広報委員、交通安全協議会委員、社会福祉協議会委員、
土地開発協議会委員、を拝命しています。
葛飾区自民党の中では
自民党幹事団副幹事長、
自民党葛飾区議団ホームページ制作担当、になりました。
座席カードのうらにQ Rコードを印刷しましたので、ぜひご覧いただけたらと思います。
さて、今私が仕事をしている現在の葛飾区の状況です。
明日から第一回定例会、予算委員会が始まる。
葛飾区の予算は 2049億1000万円。昨年が1961億5000万円、 87億増えています。
お金がかかるのは立石や金町の再開発が中心です。学校改築も進んでいく。数年後には宝木塚小。たいへん楽しみです。
また、特別区税の収入が約8億円増えました。
人口が2900人昨年より増えたおかげです。
葛飾区は赤ちゃんが1日に10人生まれ、亡くなる方は12.5人と聞いています。毎日2,5人減るが、でも、区外に引っ越していく60人と転入してくる68人、計算すると毎日5,5人増えていることになります。
しかしながら
先月の総務委員会で報告がありましたが、
2025をピークに減り始めます。今の46万4500人が40年後には41万人まで減ってしまう。人口が増えて増収しているのですから、転入してくれる人を維持することが葛飾区の発展にも直結するのです。
人口が減らない、住みやすい葛飾区をこれからも全力で実現したいです。そうすることでますます住みやすい環境が整うことになります。
ちなみに、都心部から越してきたと言う赤ちゃん連れの方からも子育てが実際にしやすいと伺いました。助産師会の方が「少子化ではなく少母化」しているとおっしゃっているように、一人ひとりのお母さんたちも頑張っています。地域でフォローして行って、いつまでも葛飾区で活躍していただきたいと思いました。
そんな葛飾区の今年の目玉は新金線。葛飾区は長らく実現は難しいといっていたが、今回しっかりと打ち出しました。
全部で200億かかると言われる事業です。
新金線に国と半々の百億にむけて。今年から10億ずつ毎年積むことになりました。
新しい駅ができて、また人口も増える。今は7駅にするのか10駅にするのか、検討が進んでいます。
もう1つの目玉になるのが、区役所の建て替え問題。
今回の定例会にて、我が自民党、筒井幹事長が代表質問する予定です。いつまで経っても進まない、私と同い年の区役所の庁舎、当初は60年で建て替えと言っていたのに?このままではまだまだ先が見えない。自民党議員団としてはもっと良い方法を取るように意見していきます。具体的には、利用者にとっての利便性を高めるために立石には窓口業務を行う部署を作るが、区議会事務局をはじめとする、移転の必要のない他の多くの部署は今の場所での建て替えをすることで、今計画されているよりも安い予算で実現できることになります。
実際、青森県の庁舎建て替えはこのやり方で成功を収めておられます。
では、このお花茶屋駅を中心としたまちづくりはどうか?
なかなか活性化につながる大きな仕事に結びつかないのが現状です。
近隣で例えるならば、亀有。
亀有駅南口の再開発はうまくいきましたが、昨年行うはずだったロータリーの屋根、落札がうまくいかず延期。オリパラ後の今年の9月から来年の秋の予定です。また「こち亀記念館」も、集英社の「駅から遠い」と言う反対で頓挫。区として実施が決まってもなかなかうまく進められないものなのか、と思いました。
私は、この街の課題の中の1つ、お花茶屋図書館と隣接する地区センターが、世の中のニーズに合っていないことに着目している。
すぐには葛飾区を説得するのは難しいが、
近い将来、出張所を改造しただけで舞台もなく防音設備もない?バリアフリーの対策のなされていないお花茶屋地区センターと、老朽化してエアコン修理ばかりしている図書館とを複合施設として建て替えることを当面の公約として掲げたいと思います。
さて、
先日の台風19号、大きな被害が出ずほっとしてはいるが、現実に2万人が避難したのは初めてのことです。
結果、
災害備蓄倉庫はとても不便なところに設置されていたことは否めないです。
白鳥小の備蓄倉庫は一階の奥にあるので運ぶのは大変でした。かさばって台車に載らないし、手で持つには重い。段差が各所にあって引っかかるので、その都度腰をかがめて持ち上げることになりました。
双葉中に至っては、屋外の第二グラウンドの倉庫。クルマで運んでもらい、そのあとの三階までの運搬で具合の悪くなったスタッフさんまで出てしまいました。これらは今後、区と相談しながら改善されていきます。
あの10/12の避難騒ぎがなかったら、ここまで具体的な課題解決の道筋は上がってこなかったであろうと思われました。他にも福祉避難所、ペット同伴の避難、情報伝達の方法など、課題は満載です。が、葛飾区は見えないところでよくやっていたと思います。
今年の夏以降も、必ずやって来る台風。
実際に避難してくる人々の立場を熟慮した避難所開設ができるよう、これからもしっかり備えたいと思いました。
さて、
防災では『自助』(自分の命は自分で守る)・『共助』(地域や近所で助け合う)『公助』(行政が地域を守る)がセットで言われます。
私たちは困ったことがあっても、自力で解決できそうなことは、まずは自力で解決を試みる。自助ですね。
しかしながら、やはり若いパワーは必要不可欠です。
仲良くさせて貰わないと。
白鳥小の避難所では、自治町会の役員さん達が必死で対応をしてくださいました。それでも、朝から一日中の作業で、交代要員もない状態でしたので、避難する人が夕方から増えたとき、様々な物資の追加運搬や、一般教室の机の移動など、ボランティアを申し出てくれた方々がいて本当に助かりました。やはり避難所運営には共助が必要だと痛感しました。そして、ボランティアとして頼りになったのが、地元の中学生でした。
中学生は高校生と違い、基本的に地元にいてくれます。もっともっと日頃から交流をし、頼りにしても良いのでは?と思っておりましたところ、
双葉中では、11月9日の葛飾教育の日に町会と合同での防災訓練が行われました。中学生と地元の大人が声を掛け合い、消防団の指導のもと、A E Dやスタンドパイプの扱い方を学んでいました。
またご存知の通り、宝町八幡神社のお祭りでは、双葉中と大道中の子供たちが御神輿を担いでいます。
沿道の方に聞くと「中学生は大きくて、心配なことがあった時でも知らない子だと、怖くて声がかけられない」ことがあったが、「顔がわかるようになって、声がかけやすくなった」とおっしゃっていました。こういう普段からの取り組みが、人と人の心を繋いでいくのだと思います。
また、四つ木五丁目の餅つきでは、餅をついた子にはビンゴカードが配られるのですが、そのビンゴ大会の司会進行は大道中の子供たち。教育委員会が推奨している自己肯定感の実現が、こう言う地域の活動からも支えられているのが素晴らしいと思います。
えらいなと思って声をかけたところ、神輿を担いでいた子だった。向こうも覚えていてくれて、親近感が増した。白鳥小の卒業生もいた。
地域の活性化に不可欠な要素。
街のイベントにこれまで以上に若い人、さらには子供たちを巻き込んで、自助、共助が普通に行われる街。共助のしやすい街にしていこうではありませんか!
それにはこの街を作り伸ばしてきた皆さんがこれからもずっと元気でいて、若い人たちに笑顔で、どうするべきかを伝え合えるようにしなければならない。歳を取ったからといって、引き籠ることがないように。
ひとりの行動が周りに伝染していきます。「人情の街かつしか」はお花茶屋駅を中心として盛り上げていきたいと思います。
働きは最上の喜びです。
希望は心の太陽である
私の一期目もあと2年足らずとなりました。来年の秋にはまた大きな戦いが待っています。これからもこの街のために仕事をさせていただけるよう、全力で頑張ります。
本日は限られた時間の中ではありますが楽しいひとときをお過ごしいただきますようご祈念申し上げてご挨拶とさせていただきます。
ありがとうございました。よろしくお願いいたします。
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